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ネットを見ていたら、別府市が温泉入浴客から徴収する入湯税を引き上げる方針を明らかにしたというニュースが載っていました。

 

現在、別府市では宿泊料金又は飲食料金が4,501円以上以上の温泉入浴客から150円を徴収していますが、最大で入湯税が500円になるそうですよ!

 

年々、別府市では市税が減少していることから、入湯税を引き上げ、観光政策に充てる安定財源を確保したいそうなんですが、個人的にはちょっと抵抗がありますよね。

 

150円の入湯税だったら、あまり気にならない額なんですが、宿泊料金又は飲食料金にもよって入湯税の徴収額は変わるそうですが、500円の入湯税というと、凄く高い気がします。

 

へたをすると、逆に客離れに発展してしまわないかと心配してしまいます。

 

そこで、今回は入湯税について調べてみました。

入湯税とは?

入湯税は地方税法701条に規定されている地方税ですね。

 

地方税法701条

鉱泉浴場所在の市町村は、環境衛生施設、鉱泉源の保護管理施設及び消防施設その他消防活動に必要な施設の整備並びに観光の振興(観光施設の整備を含む。)に要する費用に充てるため、鉱泉浴場における入湯に対し、入湯客に入湯税を課するものとする。

 

また、地方税法701条の2には入湯税の税率が記されていて、入湯客1人1日に、百五十円を標準とするものとする、とあります。

 

この標準というところが、ミソですね。

 

市町村は条例で税額を決めることができるので、別府市議会で承認されれば決まってしまうことになります。

別府市の入湯税は現在いくら?

別府市では宿泊料金又は飲食料金によって、入湯税の額を分けているようですね。

 

別府市では入湯客1人1日で以下の入湯税を徴収しています。

区  分 金額
通常 長期滞在者
1 宿泊料金又は飲食料金が2,000円以下のもの 50円 25円
2 宿泊料金又は飲食料金が2,001円以上4,500円以下のもの 100円 50円
3 宿泊料金又は飲食料金が4,501円以上のもの 150円 75円
4 娯楽施設を有する場所における鉱泉浴場を利用するもの 40円

出典 別府市

 

また、長期滞在者とは1週間以上継続して施設を利用される方のことで、長期滞在者には50%の減免があるようです。

 

そして、別府市では12歳未満の者や、共同浴場又は一般公衆浴場に入湯する者、修学旅行を目的とする高等学校以下の団体客、市長が特に必要があると認めた者に対しては入湯税を免除しています。

 

ただし、修学旅行を目的とする高等学校以下の団体客については「修学旅行団体宿泊証明書」を申告書に添付すること、市長が特に必要があると認めた者については、スポーツ大会等の参加者又は関係者で、必ず事前の申請が必要となります。

現在入湯税が高い市町村は?

有名な温泉地で150円という入湯税の標準額を超える税額を設定している市町村はないようですが、長島温泉がある三重県桑名市では、ホテル又は旅館及びこれに類する施設を利用する者に対して、入湯客1人1日210円徴収しています。

 

ただし、桑名市の条例によると、国民宿舎、寮、保養所及びこれに類する施設を利用する者に対しては150円となっており、すべてが210円ではないようですね。

 

また、岡山県美作市は1人1日200円を徴収しています。

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最後に

これから、市町村税の減少に悩まされている市町村は、税収確保のために手段を講じてきそうですね。

 

別府市の入湯税の値上げは、入湯税に値上げの引き金になりそうです。

 

私は関東に住んでいますが、箱根や草津、熱海などの有名な温泉施設を抱える市町村にも波及するのではないでしょうか!

 

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